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最近では古民家再生が注目を集めていますが、古民家再生を行う上で重要となるのが古民家の構造の確認です。古民家とは建てられてから50年以上が経過した木造住宅を指しますが、その構造には様々な種類があり特徴が異なっています。
例えば戦後にアメリカで生まれたツーバイフォー工法は木造住宅になりますが、住宅を柱ではなく壁で支える構造となっているので、壁を撤去して構造を変えるのは難しくなっています。
それに対して、骨組み木材を利用した従来の工法を木造軸組工法と呼ばれ、コンクリート製の基礎と地震の際に倒壊を防ぐ為に柱の間には筋交いと呼ばれる斜めに組まれた木材が組まれているのが特徴です。この筋交いを撤去してしまうと耐震性が大幅に低下してしまうので、リフォームの際に撤去しないように気を付ける必要があります。
そして最後に、木造軸組工法が生まれた昭和25年よりも前に建てられた伝統工法と呼ばれる住宅も存在します。伝統工法の住宅では筋交いが使われておらず、その代わりに貫と呼ばれる板が柱を横方向に貫通させることで強度を上げています。その為、他の工法と比べてリフォームの自由度が高いという特徴があります。
このように構造によって、リフォームの自由度等も異なっているので事前の確認が重要となるのです。